「写真販売に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない…」 そんな方のために、今回は写真販売副業を始めるためのステップを初心者向けに解説します。
私は5年前に写真販売を始めましたが、当時は右も左もわからず、手探りで進めていました。 今思えば、「最初にこれを知っていればよかった!」と思うポイントがいくつもあります。 この記事では、失敗経験を踏まえて、最短ルートで始める方法をお伝えします。
ステップ1:販売サイトを選ぶ
まずはどの「ストックフォトサービス」で写真を販売するか決めましょう。 代表的なサービスは以下の3つです。
- Adobe Stock:世界中のユーザーが利用。海外需要も狙える
- PIXTA:日本国内向け。初心者におすすめ
- Shutterstock:海外強め。英語に抵抗がなければ挑戦したい
私は最初、PIXTAから始めました。 理由は、日本語対応で操作がわかりやすく、写真の需要傾向が把握しやすかったからです。 最初の1枚が売れたときの喜びは今でも忘れられません。
ステップ2:写真の準備と撮影ポイント
次に、販売する写真を用意します。スマホでも十分始められますが、 可能であれば一眼レフやミラーレスカメラを使うと審査に通りやすいです。
撮影時に意識したいポイントは以下の3つです。
- ピントをしっかり合わせる:ブレは審査落ちの原因になりやすい
- 構図はシンプルに:文字を入れやすい余白を意識すると需要が高い
- 季節感を意識する:需要があるテーマは売れやすい
私の場合は、勤務先から見える富士山をよく撮影しています。 雪化粧した富士山、夏空の富士山、雲海に浮かぶ富士山など、 季節ごとに違う表情を切り取ると売れる確率が上がりました。
ステップ3:写真を登録する
撮影した写真をサイトにアップロードします。 ここで重要なのがキーワード設定です。 検索に引っかからなければ、どんなに良い写真でも売れません。
例えば富士山の写真なら、こんなキーワードを入れると効果的です:
- 富士山
- mount fuji
- 絶景
- 冬景色
- 雪山
また、写真1枚あたり10〜20個のタグをつけると露出が増えます。 私は最初、このキーワード対策をしていなかったので売れ行きが伸びませんでした。 ここは初心者がつまずきやすいポイントなので、意識して設定しましょう。
ステップ4:定期的に写真を追加する
ストックフォトは「登録すれば終わり」ではありません。 写真の数が多ければ多いほど、売れる確率も上がります。
私も最初は月30枚ずつアップしていた時期があり、その頃は順調に売上が伸びました。 ただ、この3年間は年間10枚程度しか登録できておらず、 今は月1,000円ほどの収入にとどまっています。 逆に言えば、もっと登録すれば、もっと収入を伸ばせるということです。
まとめ:小さな一歩から始めよう
写真販売副業は「時間をかければかけるほど成果が出る」ビジネスです。 最初から完璧を目指す必要はありません。 まずは10枚、20枚からでもいいので登録してみましょう。
今日から始められる3ステップ
- まずは販売サイトに無料登録する
- スマホで10枚だけ写真を用意する
- キーワード設定を意識してアップロードする